継続は力なり

3月6日の午後、テクニカルプライズテストで使用されたマットコースにて、第3回スキーバッジテスト(1級・2級)を開催しました。
今回は、4年ぶりに1級に再挑戦された生徒さんにスポットを当てたいと思います。

彼女は、2009シーズンに2級に合格、2010シーズンから1級への挑戦が始まりました。
2010~2012シーズンの獲得ポイントの変遷だけをみると、地道に上達はしてはいるのですが、やや伸び悩みとも言える3シーズンでした。練習の成果がバッジテストの点数のような見える形でなかなか現れないと、モチベーションが下がってしまうことはどなたにも起こりうることだと思います。特に2級から1級への過渡期では、各種目2~3点の点差は、実際の実力差が意外と大きい。彼女も、バッジテスト挑戦から一旦離れた立場で、スキーを楽しみ、滑走量を稼ぎ、練習を重ねてきました。

4年後の今シーズン、彼女は本当に上手になりました。毎シーズン頑張って練習されていましたが、今シーズンになって昨年までとは明らかに違う良い動きが見受けられるようになりました。数年前は不整地種目はからきしダメだったのに、今年はコブ斜面のラインを外れずに完走できるようになりましたし、パラレルターンのスピードの次元も確実に上がってきました。
今回の挑戦では、残念ながら合格には届きませんでしたが、1種目で70点、他の3種目で69点を取れるようになりました。いよいよ1級合格を射程圏内に捉えつつある感触を得られたのではないでしょうか。

もう少しです。このまま、もうひと踏ん張り頑張りましょう。
私たちも、できる限りサポートいたします。

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