追悼

2017シーズンを終えたばかりですが、悲しいお知らせをしなければなりません。
かねてより闘病中だった当校スキー講師の関 明久さんが、3月26日に永眠されました。
58歳でした。

明久さんは、当校に勤務して34年目のベテラン講師です。子供から大人まで、どんなレベルの生徒さんも指導でき、生徒さんを上達させるためにはどう指導すべきかを常に研究している人でした。私たち同僚に対しては、若手にとってはお父さんのように、また、歳が近い私のような者には良い兄貴分のように、優しく接してくれて、とても親しみやすくて頼りになる先輩でした。
とにかくスキーを愛し、またスキー以上にゴルフを愛し、毎年この時期になると、「もうすぐマスターズが始まるなー」と目を輝かせていたことが思い出されます。

明久講師は、初対面の生徒さんともすぐに親しくなれる先生でした。明久講師の担当でレッスンを受けたことがある生徒さんは、スキー以外のことで明久講師と談笑された経験がどなたにもあるかと思います。明久講師は、話しかけやすい不思議な親近感を持った人でした。

明久講師のレッスンと言えばすぐに思い起こせるのが、片足スキー。グリーンリフトを片足スキーで何度も乗ったことがある生徒さんは少なくないはず。片足スキーひとつとっても、いろいろな指導手順やバリエーションがあり、どのようにすれば効果的な指導に結びつけられるかを教えてくださったのは紛れもなく明久さんであり、私が現場で片足スキーの指導するときのベースになっています。

病床に就かれても、必ずまた石打のゲレンデに立つぞと、強い意志を持たれていた明久さん。入院中の闘病日誌には、足裏感覚やポジションの取り方など細かなメモを詳細に残されており、痛みに苦しみながらも、次にゲレンデで滑るときに試す課題を常に考えておられました。普段、飄々と軽口を言って、仲間を笑わせていた明久さんからはうかがい知れない生真面目さや真剣さが、そこにはありました。

当校のスキー指導の一翼を担っていたと言っても過言ではない明久講師、我々スタッフの良き理解者であった明久さんを失ったことは、どう表現すべきかわからないほど悲しく、言葉を失うばかりです。が、明久さんが遺してくれた大切なものを、我々スタッフが確かに引き継いで、今後に生かしていかなければならないと改めて実感しています。

明久さんは、これからも私たちの心の中で生き続けます。

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