月別アーカイブ: 2016年3月

2016シーズン営業終了

本日3月27日をもって、当校の2016シーズンのすべての営業を終了いたしました。
年末ギリギリ12月28日の開校以来、ちょうど3か月。
少雪で短かった今シーズンは、記憶に残るシーズンになりそうです。

先週3/20には、かつて経験がないくらい積雪が少ないチロルゲレンデでバッジテストをなんとか開催して、ホッとしたと思ったら、シーズン末になってまとまった量のなごり雪?が降ったりして、最後まで積雪に翻弄されたシーズンではありました。

石打丸山は、広い幅で多彩な斜度の様々なコースを兼ね備え、近隣のスキー場にはない、優れた特性を持ったスキー場だと自負しています。
このすばらしいフィールドに負けないよう、学校としての独自性を作り上げ、新しいことに挑戦していきます。私たちスタッフもしっかり充電して、来シーズンに備えたいと思います。

2016シーズン、当校をご利用いただいたお客様に深く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
また来シーズンもよろしくお願いいたします。

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第4回スキーバッジテスト

スキーバッジテスト3級の講習内検定を担当するとき、見極めが難しいなあと個人的に感じているのは、パラレルターンの評価です。

3級の種目は、シュテムターンと基礎パラレルターンの2種目です。3級のシュテムターンについては比較的低速でも良いので、限られた時間内で滑りを改善しやすいです。しかし、パラレルターンの内倒については、シビアなジャッジをせざるをえません。ジュニアテストであれば、多少内倒してても両スキーがパラレルスタンスになっていれば合格にしちゃいますが、一般のバッジテスト3級で「内倒したパラレルターン」に合格を出すと、そのまんまのパラレルターンで2級にチャレンジされてしまい、3級ではよかったのに2級ではなんでダメなの?ってな話になっちゃいますから、それでは困ります。「内倒したパラレルターン」に合格点を出すのは、問題点に目をつぶって先送りするのと同じだと思っています。長い目で見れば、早い段階で内倒から決別しておいたほうが良いでしょう。種目としても「基礎パラレルターン」というタイトルなので、シンプルなパラレルターンで良いハズ。内倒しちゃダメですけど、極端な外向傾姿勢も必要ない。パラレルスタンスで外スキーにしっかり乗ってきてくれさえすれば、ストックワークが無くても合格を出せます。

1・2級受検の方々も含めて、シーズン末の今回は、特に雪が少なくて悪いコンディションだったこともあり、全力を出しきる滑りをしずらかったかもしれませんね。
来シーズン、チャレンジされる方々の健闘を祈ります。

しっかし、凄い状況でバッジテストやったもんだなぁと、受検された方々には頭が下がる思いです。

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継続は力なり

3月6日の午後、テクニカルプライズテストで使用されたマットコースにて、第3回スキーバッジテスト(1級・2級)を開催しました。
今回は、4年ぶりに1級に再挑戦された生徒さんにスポットを当てたいと思います。

彼女は、2009シーズンに2級に合格、2010シーズンから1級への挑戦が始まりました。
2010~2012シーズンの獲得ポイントの変遷だけをみると、地道に上達はしてはいるのですが、やや伸び悩みとも言える3シーズンでした。練習の成果がバッジテストの点数のような見える形でなかなか現れないと、モチベーションが下がってしまうことはどなたにも起こりうることだと思います。特に2級から1級への過渡期では、各種目2~3点の点差は、実際の実力差が意外と大きい。彼女も、バッジテスト挑戦から一旦離れた立場で、スキーを楽しみ、滑走量を稼ぎ、練習を重ねてきました。

4年後の今シーズン、彼女は本当に上手になりました。毎シーズン頑張って練習されていましたが、今シーズンになって昨年までとは明らかに違う良い動きが見受けられるようになりました。数年前は不整地種目はからきしダメだったのに、今年はコブ斜面のラインを外れずに完走できるようになりましたし、パラレルターンのスピードの次元も確実に上がってきました。
今回の挑戦では、残念ながら合格には届きませんでしたが、1種目で70点、他の3種目で69点を取れるようになりました。いよいよ1級合格を射程圏内に捉えつつある感触を得られたのではないでしょうか。

もう少しです。このまま、もうひと踏ん張り頑張りましょう。
私たちも、できる限りサポートいたします。

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もう3月

気が付けばもう3月、弥生です。今季の石打、残り1か月を切っちゃいました。
今週末は、第3回スキーバッジテストや、新潟県連主催のテクニカルプライステストが開催されます。

3/6(日)の検定日は、上越・中越で最高気温19℃なんて恐ろしい予報が出てますので、いろんな意味で「春雪との闘い」になりそうです。検定バーンには大量の硫安(スノーセメント)をぶち込んで固くするでしょうし、コブ斜面はザブザブの春雪状態になるかもしれません。
気温がここまで高くなると、ただでさえ汚れているゲレンデ表面に水が浮いてしまって、スキーの滑走性は極端に悪化してしまいます。受検される方々は、固形ワックスを携帯して、いつでも塗れるようにしておくと良いかもしれませんね。
暑さ対策や日焼け対策も必要です。日焼け対策で直射日光から隠し過ぎた結果、暑さで脱水症状を起こしたりせぬよう注意してください。

あと3週、せめて春分の日の連休までは、ゲレンデの雪が消えずに残っていてくれるといいのですが…。