管理人の独り言

気付いてみれば、石打丸山の今シーズンももう少しで終わりです。今年になって投稿した記事が「謹賀新年」だけでは格好が付かないので、そろそろ締めくくりの投稿をしなきゃいけないのですが、何を書いたらいいものやら…。

今シーズンは、雪が豊富にあったことは幸いだった反面、緊急事態宣言による自粛モードと重なり、学校としてもスキー場としても大打撃を被りました。お客様をお迎えする側としては、『新潟は緊急事態宣言はでてませんよ、今年は積雪も豊富で山の空気は綺麗ですよ』ということを前面に打ち出したかったのが本音ですが、不要不急の外出を控え、スキー場に出かけるのもやめて自粛されている方々に向けて、積極的に「石打にいらっしゃい」とは言いにくいのが実情でした。
Facebook上で、レッスン風景や石打丸山の様子の写真を粛々とアップするので精一杯。
BLOGでは書き手の主観や主張が出てしまいますので、自粛してるのに「いらっしゃい」とはけしからん、とお叱りを受けそうで、例年以上にBLOG更新に気が進まなかったのは本当です。(上手い言い訳だな…)

さて、ここからはあくまで個人的意見として厳しいことを書きます。
お客様が来にくい現状を見て、スキー場側がもっとお客様が来やすい環境を用意しなきゃダメだと感じさせられました。
緊急事態宣言下でも、スキーこどもの日で小学生以下のリフト券が無料だと、お客様は大挙して来てくださるんです。だったらなぜシーズン通して小学生以下はリフト券無料にできないのか。
ゴンドラで上部まで上がれますと謳っておいて、ゴンドラ降り場の正面のリフト(グリーンリフト)がシーズン通して運転していないのを恥ずかしいと感じないのか。
ゴンドラで上部に上がった初心者はどこで練習したらいいんでしょうか?
いきなり銀座で練習しろと?それがスキー場の見解ですか。
今季もゴンドラや観光第一リフトが止まってしまったことが何度もありましたが、その際のシャトルバスでの代替輸送の体制ははっきり言ってお粗末でした。シャトルバス内でお客様を密にせず、待たせないためには、臨時バスを直ちにどんどん出すべきなのに、そんな姿勢は全く見受けられなかった。観光第一リフトが故障し、北口(観光口)から中央口まで歩いた方が早いと判断し、板を担いでブーツで中央口まで生徒さんと一緒に歩いたことがありましたが、中央口に移動するまでの間、バスは1台も往復していませんでした。安全なはずのスキー場を、自ら危険にしてどうする。
私はスキー学校の一員ですが、私ども学校スタッフもお客様と同様にリフト券を購入し週末の駐車場料金を支払って利用している立場でもあり、だからこそなおさら今シーズンのスキー場には目に余ることが多かった。折角来てくださったお客様がどう感じるかは言わずもがなです。

大前提として設備や運営が整備されているべきで、その上でしっかりとしたサービスを提供できなければ、お客様は繰り返し来てくださらない。そういう基本的なことが忘れられているように思えてなりません。

 

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