投稿者「U1」のアーカイブ

第2回スキーバッジテスト

2月21日、第2回スキーバッジテストを学校前のザイラーコースにて行いました。
今回挑戦されたのは、1級14名・2級18名で、1級2級それぞれ2名ずつの方が合格されました。

2級受検の方々は、やはりシュテムターンの理解不足とパラレルターン小回りの練習不足による失敗が多く見受けられました。ここで講釈をたれるのは避けますが、もう少しで合格できそうな方も多くいらっしゃったので、次回また頑張っていただきたいです。
1級種目は2級に比べて、より速いスピードで(ただし暴走は厳禁)、より正確に演技していただく必要があります。不整地小回り種目は、練習に適した雪質に例年よりも早く変化しているので、挑戦者の方々のシーズン後半の巻き返しに期待しています。

そんななか、Facebookでもご紹介した通り、昨シーズンまでは一般レッスン上級班の大人の生徒さんに混ざって練習していた裕智くんが、とうとう1級に合格しました。
ガンガン滑れる幼児として入校していた頃から知っているので、成長や進化を1級合格という形にできて本当に良かったと思います。
生徒さんの上達ぶりを目の当たりにできて、イントラ冥利に尽きます。

プロモーションの課題

今シーズンは、人の動きが読めません。
例年、2/11の祝日がらみの週末は、ゲレンデが大混雑するのですが、今年は13日の土曜日が少し混んだのみ。山頂リフトに短い列ができた程度で、いつもの土曜日とさほど変わりません。
14日の日曜日に至っては、朝からゲレンデに人がいない。平日並みのガラガラぶり。土曜日にいたお客さんはどこ行っちゃたんだろう?ってな感じです。
日曜朝からゲレンデに人がいないので、日曜夜の高速道路もガラガラでした。

・例年この週末は混雑するので避けた?
・飛び石連休だったから?
・苗場のワールドカップを見に行った?
・ワールドカップによる混雑を避けた?
・日曜日の雨が嫌われた?

いろいろ要因は思いつくのですが、どれも決め手に欠けてます。
常連さんの姿をほとんどお見かけしなかったことからしても、おそらく混雑を予想して敬遠された方々が多かったのでしょう。それに日曜日の雨が拍車をかけたということなのかなぁ。

ただ、周辺の他のスキー場は平日でも混んでるところがあったりするわけで、プロモーションに課題があるスキー場であることは確かでしょう。
コース幅が広く、様々な斜度のコースを持つ石打丸山の本来の優位性をもっとアピールできるはずなのになぁと思います。

第1回スキーバッジテスト

1月31日に今シーズン最初のスキーバッジテストを実施しました。私は、午前は3級の講習内検定、午後は1級2級の検定員を担当しました。
1級2級検定の閉会式の際に、「種目の理解を深めるためには、当校のレッスンをご利用ください」と営業トークしましたが、それだけではズルい気がしないでもないので、『検定員の独り言』的に感想を書いてみます。

3級や2級のシュテムターン、1級の横滑りの各種目について、種目が設定された意図を理解されていない状態で受検なさっている方々が多く見受けられました。「なんでこんな種目をやらされるのかわかんないよー」という方は、「どうして検定種目になったのか→それができるとどういうときに役立つのか」というふうに見方を変えると理解しやすくなります。

シュテムターンは、プルークボーゲンで滑れる方が、パラレルターンに移行するまでの過渡期に使用するテクニックです。板を平行に保ったままターンすることがまだできないスキーヤーが、スキーを開き出してスキー板の軌道を変え、開き出した外スキーに荷重してターンを開始する操作です。ですから、開き出したスキー板(外スキー)に乗ってターンすることが最も重要で、スキーの開きだしの方法(ずらしかリフトか)やストック使用の有無などは、レベルに応じて段階的に変化します。
3級のシュテムターンでは、ターンしている最中はプルークボーゲンでのターンに近い動作になるのが自然ですし、2級のシュテムターンでは、両スキーがターン中の早い段階で平行に近づいていくような洗練された動作に変わってきますが、外スキーにしっかり乗り込んでターンを開始するという特徴は同じです。板を開き出すこと(シュテム動作)だけに意識が行ってしまって、開き出した板に乗りきれていない方々が多く見受けられました。

また、横滑りは、パラレルターンの、特にターン後半部分の動きにつながる姿勢を表現できるか試されているので、両肩や骨盤の左右の傾きが斜面と同じ方向に傾くべきなのに、傾きが逆だったり、両スキーが平行の状態で斜面をずらし下りるだけの「斜め前方ずらし」になっている方がいました。横滑りという滑りの形状に注目するのではなく、ターン後半に現れる自然な外向傾姿勢を表現できることが望ましく、外向傾姿勢とはなんだということが理解できていないと演技しにくい種目とも言えます。

3級は講習内検定なので、検定員が講習時間内で受検生の方々を合格できるレベルまで指導するのが理想的ですが、直前まで体を振り込んだり内倒することによってターン始動していた方を、2時間の講習内で外足荷重のターンに変えていくことの難しさを実感しました。練習の段階では、ターン中に内倒していた生徒さんが外向傾姿勢を伴うシュテムターンで滑れるようにはなったのですが、これから採点となると緊張してしまって、慣れ親しんだ元の滑りに戻っちゃう…。
本当は3級を受検されるような方々は全員合格させたいところなのですが、心を鬼にして合否を決めさせていただきました。3級受検の段階で少なくとも「内倒」にはしっかり決別しておかないと、将来的にもっと苦労されると思いますので。

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キネシオテープ

シーズンインして間もなく、膝の裏側の靭帯を伸ばしてしまうアクシデントに見舞われ、かれこれ2週間、シクシク痛んでいました。本来なら動かないのが一番いいのですが、そうも言ってられず、雪上に立つときはサポーターでガッチリ固めてごまかしてました。でも日常生活で歩くだけでも痛むこともあり、同僚の原講師のアドバイスを受けて数日前からキネシオテープを試し始めました。

ヒトバシラー的に、Amazonで5cm幅と3.75cm幅の2種類のテープを購入してみました。
5cm幅は3M製。膝裏をサポートするには、5cm幅のほうが適切のようです。
この3Mのテープの性能は、かなりいい感じです。3日目に突入しても粘着力が持続して剥がれず、筋肉をサポートし続けてくれました。入浴してもタオルを押し付ければすぐに水分が取れて、濡れてる感は残りません。3日経ったので剥がしてみましたが、皮膚を痛めるほど粘着力が強いわけでもなく、綺麗に剥がせました。肝心の効能ですが、貼っただけで痛みが消えてくれたので、早く使い始めればよかったと後悔しているくらいです。
一方、トワテック製の3.75cm幅のテープは、3M製に比べると布テープ感が強くて、撥水性や粘着力が弱い感じがします。老舗のメーカーのようですが、ちょっと期待外れ。膝以外の部位に使用すべき幅なのかもしれません。

キネシオテープは、患部の筋肉を伸長させた状態で貼ると、筋肉が弛緩したときにテープが皮膚組織を持ち上げてリンパを通りやすくして自己治癒力を改善する、というしくみだったかと思います。
私のような何の専門知識も持たない者が適当にテープを買って、痛いところの筋肉に沿って超適当に貼っただけで、痛みが劇的に軽減したりすることがあって驚いてしまいます。
それだけに、テープ自体の基本性能がしっかりしていないと効果が期待できない可能性が高く、テープ代をケチるとかえって痛い目に遭っちゃうかもしれません。

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いいね

先日、「Blog更新してくださいよ」と石打プロスキースクール某先生に指摘されるまで、実は「Blogを書かなきゃ」って意識がどこかへすっ飛んじゃってました(^^ゞ
ホームページやFacebookページのメンテナンスだけで済んでいた昨年までと違って、今年は何かと忙しく、それはそれで充実してていいんだけど精神的にタフな場面も多くて、Blogのことは完璧に忘れてました。Blogなんてほんと暇人が書くものだな、と全世界のBloggerを敵に回すような感想しか思い浮かばない今日この頃、皆さんお元気ですか。
そもそも、「飲酒滑走禁止ですよ」等々の読んでもらいたい記事以外は、読んでもらわなくても一向に困らないのでFacebookから誘導する気もないし、記事でいいね!してくれたとしても、設定がめんどくさいので(をい)、実はFacebookとまったく連携させてません。以前は意地でも毎日記事をアップしていたこともありましたが、今はゆる~くやろうと決めたので、今後も気が向いたらBlog更新します(^^;)

そういえば、当校Websiteをリニューアルした直後、石打プロスキースクールさんもWebsiteが一新され、大変見やすくなりました。私のような素人ではなく完全にプロの方が作ってるなと一目でわかる作りで、Sourceを解析して参考にさせていただいております。石打丸山にお客様を呼び込むためには、いろいろな見え方&見せ方があったほうが良いと思いますので、良い刺激をいただいています。
ただ、Facebookページのいいね!の数は、良い記事や写真をアップすることで地道に積み重ねていくしかありません。石打丸山という狭い世界での小さな学校に過ぎないので、爆発的なアクセス数アップなんぞ望めません。だからこそ、クチコミとか評価ってものすごく大切で、期待や信頼を裏切らないよう日々邁進するしかありません。

「うちのスクールのFacebookにいいね!してくださいよー」と某先生に頼まれましたが、自分の学校のFacebookページにすらいいね!していないので丁重にお断りしました。自分の学校のことはいいね!と思ってますが、自分が管理しているFacebookページに、管理者自らいいね!しちゃったら管理者失格ですから。

変化の年

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
年末ギリギリに開校でき、新生「石打丸山スキー・スノーボード学校」が始まりました。
私は、年末年始の7日間のうち5日でプライベートレッスンを指名していただき、ジュニアレッスンを1日担当しただけなので、次週の連休以降に、常連のお客様や新しくご入校された生徒さんとじっくり滑る機会を得られるのではないかと期待しているところです。

当校にとって2016年は「変化の年」です。歴史や伝統を大切に受け継ぎつつも、変えるべきところは変え、学校の変革につなげることができる良い機会に恵まれました。
我々スタッフにとっても、校内の既成概念を打ち壊して、お客様のニーズや利便性に沿った対応ができるよう、発想の転換や姿勢の変化が求められるシーズンになるはずです。

新校長の就任や、ジュニアレッスンの開始というような目に見える変化だけでなく、まだ水面下ではありますが新しい変化が続々と動き出しています。
英語でスキーレッスンができるような対応を、今期から開始することになりました。
また、レッスン中に撮影した動画はWEB(YouTube)にアップして、スマホやPCで閲覧できるようにする運用も実際に始まっています。

いろいろな変化が相乗効果をもたらして、学校としてのパワーアップやレベルアップにつながっていくのが理想的です。その一助となるべく、私も頑張んなきゃ。と思いを新たにした正月なのでした。

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一安心

雪不足でオープンできない石打丸山に、12月26日から出勤して開校準備をしてきましたが、26日深夜、土砂降りの雨音を聞いて、「こりゃ、年末年始、下手すりゃ正月もオープンできないかもしれないな…」と絶望的な気持ちにさせられました。
しかし、明け方に雨から雪に変わって27日は終日モリモリ降り続き、28日からスキー場オープン&当校開校にこぎつけました。年末年始のお休みにギリギリ間にあって本当に良かったです。スタッフ一同、ホッと胸を撫でおろしているところです。
今日、29日にはさらに降雪があり、ゲレンデ状況がかなり改善されました。
身の引き締まる思いで、明日からご来校のお客様をお迎えします。

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飲酒滑走禁止

当校のスタンスは、『飲酒滑走禁止』です。
全国スキー安全対策協議会が策定した「スノースポーツ安全基準」。
このうち、スキーヤー(スノーボーダーも含みます)の禁止行為 について抜粋します。

スノースポーツ安全基準
第2章 スキーヤーの責務
4.禁止行為
スキーヤーは以下の行為をしてはならない。
① コース外を滑走すること
② 閉鎖中のコースに立ち入ったり、滑走したりすること
③ 立木・リフト支柱・人工降雪設備・ネット・ロープ・マットなどの間近を滑走すること
④ 他のスキーヤーの間近を滑走すること
⑤ 他のスキーヤーの滑走を妨げること
⑥ 圧雪車(ゲレンデ整備車)を含む全ての雪上車両に近づくこと
⑦ リフトの運行を妨げること
飲酒や薬物等の影響により、心身が正常でない状態で滑走すること
⑨ 長時間コース内で立ち止まったり座り込んだりすること
⑩ その他、これらに類する行為
(全国スキー安全対策協議会策定)

当校の入校規定でも、『受講者が酒酔い・肉体的疾病のある場合は、お申し込みを受理できません。』と明記しています。
飲酒滑走は運動能力や判断力の低下を招き、ご自身にとってリスクが増大するだけでなく、他の生徒さんが多大な迷惑を被ります。
飲酒直後のご入校をお受けしないのはもちろんですが、1日コースの生徒さんがお昼休みに飲酒された場合は、午後のレッスンの受講を辞退していただきます。(受講料返金はいたしません。)

お酒は下山してから、宿やご自宅でお召し上がりください。

スマホ用アイコン作りました

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スマホやタブレットからアクセスしてくださる方々への感謝をこめて、当校サイトのスマホ用アイコンを作りました(^^ゞ

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