日別アーカイブ: 2017-12-19

グローブ

スキーを長年していると、マテリアルや装備についてはほぼ固定されてきますが、グローブだけはこれといった決定打がなかなか見つからず、毎冬悩ましいです。
ハイシーズンの寒い時期は雪も乾いているので革製の一般的なグローブでいいんですが、石打は気温が上がると霙や雨混じりになることが多く、皮革は意外と水気に弱くて内部にどんどん染み込んできます。
「完全防水」を謳った某グローブを毎年使ってはいますが、縫い目がある以上は「完全に」防水できるはずがなく、そもそも耐久性が低くて長くても2シーズンくらいしか持ちません。

春先ならまだ我慢できますが、寒い時期にグローブの縫い目から水が染み込んで手が濡れて冷たくなってくると、大人でも滑る気力がマジで削がれます。
大人でも不快なんだから、子供だったらなおのこと。
しかし、子供は成長が早くて買い替えサイクルが大人よりも短いせいなのか、子供用グローブは防水性なんてまるで考慮されていないシロモノが意外と多く、小さな生徒さんがしている真新しいグローブを見てクオリティの低さにガッカリさせられることが多々あります。
雪の中に両手を突っ込んで雪遊びするようなことが多い子供用のグローブこそ、バリバリの防水性が必要だと思うんですが、そんなものを作ってくれる奇特なメーカーはおらず、冷たい思いを子供に強いているのが現実です。

絶対に水が染み込んでこないグローブは、結局はゴム手しかないのかもしれません。
見た目はダサいかもしれませんけど、「防寒テムレス」(ライナー付きのゴム手)なんて暖かくてとても快適です。
問題は、ストックを握った時のフィット感と、デザイン性かな。
いかにもゴム手です!というような水色とか真っ黄色だけじゃなく、いろんな色やサイズで作ってくれるといいのになあ。
子供用サイズの「防寒テムレス」作ったら売れると思うんだけどなあ。
スキー場周辺の地域限定でもいいので、どうですか>ショーワさん。