月別アーカイブ: 2017年12月

プチ引越準備

ラニーニャ現象のせいなのか、この冬は寒くなるのが早くて、スキー場にとっての観光資源である積雪も順調に増えつつありますが、改めて振り返ってみると、十数年前は12月といったらこういう気候が普通で、石打丸山も12月中旬には全山滑走可能な状態でオープンしていたのですから、いかに暖かい初冬に慣らされてしまったか思い知らされます。

シーズンが始まると、私は空いている日はすべて石打で過ごすので、完全に東京と石打の二重生活になります。今週末からほぼ毎週末は石打に滞在することになるため、この土日は山に行きたい渇望を抑え込んで粛々と準備をしたり、StarWarsを観に行ったり(^^;)してました。

ゲレンデを訪れるお客様と違ってお迎えする側ということもあり、用具からウエア・小物類に至るまで、普通のスキー旅行の倍以上の物量を準備して持ち込みます。スペアが無いのはブーツくらいかなあ。おまけに私の場合、常に持ち歩くノートPCとは別に、宿舎でWEB管理者的な仕事をするためのPCや、カメラやビデオなどの機材も持ち込むので、シーズン初めとシーズン末はさながら「プチ引越」状態になり、1人分の荷物で車が満載といった有様です。ま、その分、シーズン中は身軽に移動できるようになりますが。
荷物はなるべく減らしてコンパクトにしたいとは思うのですが、削りすぎて寒い思いや不便な思いをするのが嫌で、バカでかいバックにガンガン詰め込んでとりあえず持ってっちゃえ、てな感じのいい加減なプチ引越です。

ブラウザ

※ ときどきヲタクな話題をぶっこみますがご容赦(^^;)

私は IE が嫌いです。不便だからです。
動作確認とか仕事でやむを得ず使う以外は絶対使いません。
シェアが最も多い Chrome が便利かというと、IE よりマシという程度なので使いません。
Windows10で標準ブラウザとなった Edge も、まだ新しすぎて信頼できないので使いません。
長年、Sleipnir という国産ブラウザを使っていましたが、今年に入ってから動作が異様に重たくなってきたので見切りを付けました。

今使っているのは、Vivaldi というブラウザです。
Vivaldi は、元Opera SoftwareのCEOだった人が開発したブラウザで、Sleipnir や Opera と同様にBlinkエンジンを使用しているので、Chrome の拡張機能をそのまま使えます。
動作が軽いのも大きな特徴で、この軽さに慣れると他のブラウザには戻れません。
最新のβ版(1.14)では、複数PCでブックマークや設定の自動同期に対応し、私のように複数の環境やPCで使う場合には欠かせない機能です。

また、ブラウザを長い期間使用して肥大化したデータベースファイルを最適化する「SpeedyFox」というフリーウエアがあるので、こういうツールを適宜利用して、高速化を図っています。

いまや時代はスマホやタブレットが主流なんですが、私はPC無しでは生きていけません。

「Firefox」「Google Chrome」「Skype」のパフォーマンスをよみがえらせる「SpeedyFox」

ウエア

ウエアって、イントラは裏ルートで買えるんでしょう?と思われる方がいるかもしれませんが、契約選手でもない普通のイントラは普通にお店で買ってます。
学校の勤務中はユニフォームがあるので、私用のウエアというのは実質的には通勤着です。
気に入ったデザインのものがあれば買っちゃうし、無ければ何年も買わないし。
私は圧倒的にD社のウエアが多いですが、歳取ってくると、予約しないと入手できない受注生産品とかには拘らなくなってきて、値段が下がってくるのを待ってから買えばいいか、という感覚になってきました。

この冬も一着購入しましたが…
最近のウエアって薄いですねー。(あくまで個人的見解です)
近頃の温暖化の傾向を見越して変わってきているんでしょうか?
ジオパンなんて結構薄くて、極寒の日には中にダウンパンツ履いてないと耐えられそうもない印象です。上着も薄く軽くできていて、きっとレイヤリング(重ね着)を想定した作りになっているんでしょうね。春先の天候には快適だと思います。

各社、上下別々の色・柄の組み合わせができるような商品展開をしていますね。
私にはそういう組み合わせのセンスが欠けているので、上下同じ柄とか同色系ってパターンが多いです(^^ゞ

寒波

今日から明日にかけて、新潟・山形・秋田の日本海側の天気予報は暴風雪になっていましたが、新潟でも最も内陸に近く標高が低い石打丸山では、天気予報から受ける印象ほど積もらないことが多いです。

標高が高い苗場あたりだと、積雪量を稼ぎそうですが、苗場プリンスホテルは石打丸山山頂あたりの標高に建っているので、苗場プリンスより低いところにもドカドカ降らせるような寒波は、こんなものではありません。この冬、東京では耳がちぎれそうなくらいの寒さは感じていませんから、まだまだです。

石打丸山山頂と麓の標高差が664m、標高が100m下がるごとに気温は0.6℃上がるので、山頂で零度でも麓では約4℃になり、山頂で雪が降っていても麓では雨ということが珍しくありません。標高が高いスキー場に比べれば「暖かい」というメリットはありますが、シーズンの長さや雪質の面でデメリットになりやすく、痛し痒しです。

オープンまであと10日。
ここは焦らず、石打にドカンと降らせてくれる寒波の到来を期待します。

あぐど

新品ブーツの足慣らしをしつつ足裏感触を味わっていたら、生徒さんに対峙したときに自分の感覚をどう的確に伝えるか、いつのまにかシミュレーションしてました(^^;)

まだブーツを履き慣れていない初心者のように、バックル緩めの生徒さんには、用具の正しい装着方法を指導したうえで、日常生活では踵(かかと)荷重で歩行しているけど、スキーではブーツの前傾した形状に合わせて脛(スネ)を前傾させて前寄りに乗ることを習得していただかなければなりません。前寄り、すなわち拇指球に乗ることでスキーセンターに乗れて板の制御が容易になります。このレベルの生徒さんでは、踵に乗ると後継になって暴走に直結するので、踵に乗るのではなく足首の曲げ伸ばしでスピードや弧をコントロールできるように練習します。

一方、脛(スネ)の真下に位置する踝(くるぶし)で踏むという感覚は、かなり上級者寄りの感覚で、足首を曲げるという動作ではなく、足首の前傾を維持した状態で脚を伸ばすような感覚だと思います。あくまで踝の下であって、踵じゃないところがキモですよね。

踵(かかと)と踝(くるぶし)、「乗る」と「踏む」。とても近いんだけど、微妙な違いに気を配らなければならない言葉だと思います。
昔レッスン中に「あぐどで踏めてー!」と言い放った先輩がいたことが当校では語り草になっていますが、どういう場面でどういうレベルの生徒さんに言ったのか想像してみるだけでも「指導のイメトレ」になります。

LANGE2018 Part2

この週末は初滑りに行けるかな?と思っていましたが、数日前からイガイガし始めた喉の痛みが強くなってきたので、安静にすることにして、先週に続いて再度神田へドライブ。(←全然安静じゃない(^^;))
神田からトンボ帰りして、予備の白バックルをタミヤカラースプレーで蛍光オレンジに塗装。バックルを交換してみると、肉眼では全く違和感のない仕上がりになりました。
しっかし、フォーミングが詰まりすぎててバックル全開ですでにタイト(汗)

公式サイト

石打丸山スキー場の公式サイトが再度リニューアルされていることに気づき、綺麗だなーと思いながらボーっと眺めていたら、当校の営業内容が昨年の内容に戻っていることを発見して焦りまくり。担当者さんに連絡して速攻修正していただきました(^^;)
WEB管理者って、自分のところだけじゃなくて、他サイトとの連携にも気を配らなければいけないところがちと大変。

そういえば、神田のビクトリアにも石打丸山の新しいパンフレットがたくさん置いてありました。
こういうことって久々のような気がする。
スキー場公式Facebookも、昨シーズンまでとは明らかに違う、積極的な発信が続いています。
少しずつ、確実に、変わってきているように感じます。

片頭痛

今週は最悪のスタートになりました。
月曜朝からいきなり頭痛ですから、絶望的な気分になってしまいます。
筋金入りの頭痛持ちで、ロキソニンがないと生きていけません。
片頭痛の大抵の原因は、肩こり。
土日のクルマの運転の疲労が残っているせいでしょう。
昨日、神田の某スキー量販店を全フロア冷やかしたりしたことも原因かも。
人混み、ビル空調の温度設定、気圧の変化、等々がきっかけで片頭痛が起ることもあります。
朝起きた時は快調だったのに、JR人身事故→鬼のような通勤ラッシュに巻き込まれて、下車するときには片頭痛になってたなんてことも。
痛いところを冷やして寝るのが一番楽なのはわかっているんだけど、そうもできないところがつらいところ(>_<)

LANGE2018

私はだいたい2年ごとにブーツを新調してます。非常勤講師としての使用頻度だと、2シーズンくらいでフォーミングインナーがヘタりはじめるからです。
我々のようなお客様をお迎えする立場の者が、古い用具を何年も使い続けるのも、あまり見栄えがよろしくありませんし、率先してスキー業界に貢献しないと(^^;)

今日は、神田のオオイワスポーツさんの中にあるテクニカルブーツテラグチさんを訪問して、フォーミングしてもらいました。すでに春に一度訪問して、足型の採寸やインソール作成は済んでおり、シェル加工も終えたので、最後にフォーミングして完成というわけです。
もうかれこれ十数年ものお付き合いになりますか。寺口さんにフォーミングブーツを作ってもらうようになってからは、足の痛みとは無縁のスキーを楽しむことができて助かっています。

さて、今季のLANGEは蛍光オレンジ部分がさらに増えて、第1第2バックルまで蛍光オレンジになっちゃいました。どうせやるなら全部のバックルをオレンジにしてくれりゃいいのに。
そういえば昔、バックルだけ蛍光色でやたら目立つダハシュタイン(DACHSTEIN)というブーツメーカーがあったなあ(遠い目)…
私の足の場合、フォーミングすると第2バックルを締められなくなるので、予備のやや長いバックルに交換するんですが、そもそも第3第4用のバックルなので白いんですね。
第1がオレンジで第2が白ってなんか間抜け。
それに左足だけ黒いゴムがズレてるなあ。
(つづく)